R6.12月議会の一般質問では、「人口政策」、「脱炭素×産業振興」、「渋滞問題と道路冠水」、「市民生活と活動支援」の4テーマにつき市政に対して質問しました。今回はその中の「渋滞問題と道路冠水」についての内容をまとめました。
【本項目で小池が行った要望】
・仲町谷津線の早期開通と補償額試算を。
・上尾陸橋交差点の渋滞緩和に向け新たな一手を。
・豪雨で冠水する地区に対する支援拡充を。
本項目では、旧埼玉りそな銀行跡地に都市計画決定されている仲町谷津線の整備予定について質問し、現在は西宮下中妻線の全線開通に注力していることから、具体的な整備計画はないとの答弁がありました。本道路計画地では現在集合住宅の建設が進んでおり、用地買収や補償については、国の基準に基づく算定が行われます。上尾駅周辺の地価がここ数年毎年0.5%~1%上昇していることを踏まえ、旧中山道の渋滞緩和も期待できる仲町谷津線の早期開通と補償金の試算を要望しました。
また、兼ねてより取り上げている上尾陸橋交差点付近の渋滞問題では、県側との協議が続けられているものの進展がない状況を受けて、南側の右折帯設置のみならず北側の道路拡幅などの可能性について近隣住民と協議を行うなど、市から新たなアクションを起こすべきと訴えました。
さらに、直近の豪雨による内水被害の対策について、領家工業団地や西宮下4丁目での冠水についても取り上げました。改善に向けて排水施設の整備や清掃、県との協議が進められていることが分かりましたが、車両待避場所の拡充や企業・自治会との連携の重要性を指摘し、さらにハザードマップにも指定されていない想定外の地区における冠水が今後発生する可能性を示唆した上で、床上浸水のみならず、建物基礎への影響があったことを条件に床下浸水への災害見舞金支給を提案しました。本件についてはハザードマップ改定により新たに浸水想定区域へ編入した家屋も一部あり、さらなる周知強化を要望しました。
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